楓工房のオリジナルの土人形は、和紙と粘土を混ぜ乾燥させて絵付けをしている人形です。
これは岩手県遠野市で製作されている附馬牛人形の作り方を参考にしています。
土人形は焼くことが殆どですが、地域によっては焼かないまま絵付けをしているものもあります。
(根子町人形製作工程とはまた違います)
①粘土と和紙を混ぜていきます
水で柔らかくした和紙を細かくし、粘土と混ぜ合わせます。
②石膏型に粘土を詰めていきます
粘土を伸ばし石膏型に粘土を詰めていきます。両側に粘土を詰めた後、それぞれの型を合わせて中の合わせ部分を粘土でつなげます。
しばらく乾燥させ、後に型から外します。
③側面の粘土を綺麗にします
型の合わせ目の粘土を取り、ヘラなどで綺麗にならしていきます。
④乾燥させます
状況にもよりますが、一週間程乾燥させます。
(3,4日で乾燥することもあります)
⑤和紙で閉じます
人形の中に小豆を入れ、底の部分を和紙で閉じていきます。
⑥胡粉を塗っていきます
膠と胡粉を混ぜたものを塗っていきます。
こちらを3~4度塗り重ねます。
塗り重ねた後、布で胡粉の艶を出す為磨いていきます。
⑦絵付けをしていきます
膠と水干絵具を混ぜたもので彩色していきます。
⑧完成!